画像は右目の横の丁度カラスの足跡が出来る部位です。このポツポツは汗が溜まってできる水晶様汗疹と言います。
今年は 5月にかなり暑くなりましたが、梅雨にはいり、温度があまり上がらないせいか、まだ汗でこのような瞼にぽつぽつが出る人はあまり受診なさっておられません。
毎年このような汗疹が出てお困りの方は今のうちにボトックス治療がお薦めです。 10単位で一万円+taxです
そうそうワキ汗の治療のボトックス治療に来られた方がこの1か月は多かった。麻酔をしっかり塗って、極細針で、ご希望で冷やしながら注射していますので、痛みが本当に少ない。当院をご存じの方は毎年おいでになります。リジェノックス(厚生労働省未認可、保険適応なし)は、かなり効き目が良いのが大きなメリットだと思います。
ボトックスを汗どめや水晶性汗疹の治療で使うときには、効き始めるのに5-7日かかり、3-4月で大体効果がなくなります。そのため一年に一回注入する人には、6月くらいの治療をお薦めしています。また水晶性汗疹の治療はオフラベル処方になります。つまり厚生労働省で認可されている治療ではありません(色々ルールがあって、グラクソからでているボトックスは重症の腋下多汗症には適応があります。でもアラガンのもグラクソのも顔の汗には適応がなく、決まりに乗っ取っていない治療をオフラベル処方と言います)2019.02.17記載